インタビュアーのⅠさん、Kさん、お二人とも、B型や就労移行の利用をされていましたが、いまは卒業されています。

インタビュー実施 2019年11月29日(コロナ禍の影響で発表が遅れたことをお詫びします) 

Q「まずは自己紹介をお願いします。」

湯浅:大田福祉工場で所長をやっています。湯浅ですよろしくお願いします。
1955年11月29日生まれです。今日は64歳の誕生日です。
高校まで北海道で過ごして18歳の時に東京に上京しました。
25歳の時に都立施設である大田福祉工場に入職しました。
初めから福祉関係ではなく、最初は製本工として、現場で製本の仕事をやっていました。
それから、生産管理や営業にもいました。

大田福祉工場では就労支援はもともとやってなくって、障害者と健常者が一緒に働くということ以外は普通の印刷業でした。障害者と健常者が同じ立場で一緒に働くことが、工場の特徴でした。制度が変わった今でも、それを目指しています。2012年から都立施設から民間の施設になり、そのとき就労支援の仕事が始めました。

Q「福祉工場ではどんな仕事をしていますか?」

湯浅:私は、所長なので、仕事をしている皆さん、営業の方や印刷の方や、原稿を作っている方、事務の方、就労支援事業の方、課長さん達を取りまとめている仕事をしています。
課と課で困った事があったら調整をします。
大田福祉工場では就労支援事業と印刷事業の2つをやっています。

Q「お仕事で良かったことと、苦労した事はなんですか?」

湯浅:良かったことは、皆さんが自分の進路をきめて、自分で色んな所に羽ばたいていくことですね。自分で決めた道に行くこと、就職して自立する事、OB会などで明るい顔を見られるのが一番嬉しいです。
昔、営業をやっていた時に、一般の会社を相手にしていたのですが、当時の風潮で、夜10時前に帰れることがなくって、家に着くと、だいだい12時になってしまいました。(原稿整理者注:いまは営業職の人でも、そんなことはないです。)営業活動で苦労しました。苦労したけど、充実して楽しかったです。

Q今後やりたいことありますか?

湯浅:今後やりたいことはいくつかあります。
1つは障害のある人ができるだけ、中心になって働ける場所にしたいです。その方々が主役になるようにしたいです。
障害がある人が働きやすいように環境を整え、使いやすく配慮して、障がいの有無に関わらず自然に働ける場にしたいです。
2つ目は、就労支援事業を始めて良かったと思います。なぜなら、大田福祉工場が印刷業だけだったのが、就労支援事業2016年から始めて、私たちも社会の事分からなかったのですけど、ようやく社会と接点を持てたりして、地域の人たちと協力しながらやっていけたのでこういう事が大切なんだなぁと思いました。

就労支援B型や移行支援事業というのも社会との接点で、大田福祉工場で皆さんが自立していくステップとして応援して、抱えている悩みなど一緒に寄り添って支援し、社会に出で行く事が大事だと思います。

以上でインタビュー終わります。

所長さんインタビューありがとうございました。

湯浅所長インタビュー風景

このホームページの他のコンテンツのご紹介

ご利用・就労案内について確認したい方

ご利用・就労案内

障害者優先調達推進法について確認したい方

障害者優先調達推進法について

障害者優先調達推進法の現状について確認したい方

障害者優先調達推進法インデックス

お気軽にお問い合わせください。03-3762-7611受付時間 9:00-17:20 [ 土・日・祝日除く ]

メールでのお問い合わせ お気軽にお問い合わせください。