大田福祉工場の就労継続支援 A型とB型の違いとは?

「A型とB型のサービス内容の違いを教えてほしい!」というお問い合せが多いため、解説ページを作成しました。
A型とB型との違いを、大田福祉工場の障害者雇用の歴史もふまえ、わかりやすくご紹介します。

1975年の創業から約50年、大田福祉工場は「障害者雇用のパイオニア」としての長い歴史があります。

現在の障害福祉サービスが始まるずっと前から、大田福祉工場は障害のある人もない人も「ともに働く工場」として印刷事業を続けてきました。

後に福祉工場という制度がなくなり、2012年4月に障害者自立支援法に規定された「障害福祉サービス多機能型」の施設に移行しました。そして、働いている障害者は「就労継続支援A型」の利用者という立場に変わりました。

しかし大田福祉工場では、A型利用者であっても、一般の正規従業員と給与や処遇に差はありません。障害のあるなしにかかわらず職業的な経験やスキルを考慮され、A型利用者の2023年度の平均年収は410万円(賞与込み)でした。
また、一般的なA型サービス利用とは異なり、利用料の1割自己負担についても事業所が負担しています。

A型という制度の枠組みの中で、大田福祉工場は「障害者雇用の新しいカタチ」を模索しています。

就労継続支援 A型

  • 企画・編集・デザイン・DTP・校正
  • 印刷・製本・折り加工など、印刷業務全般
  • スキャニング
  • 営業事務、総務など

就労継続支援 B型

  • 封入・ラベル貼り・仕分け・梱包・清掃などの軽作業
  • パソコン作業など

就労継続支援 A型

9:00 ~ 17:20

  • 土・日・祝日は休み(土曜日は年7日程度の出勤日有)
  • 昼休み:12:00 ~ 12:50

就労継続支援 B型

9:30 ~ 16:20

  • 土・日・祝日は休み
  • 昼休み:12:00 ~ 12:50  休息:午前・午後に各10分間

就労継続支援 A型

32名

就労継続支援 B型

42名

就労継続支援 A型

410万円(賞与込み)

※2023年度実績

就労継続支援 B型

47万円(賞与込み)

※2023年度実績

就労継続支援A型の求人募集について

大田福祉工場の「就労継続支援A型」利用者採用に関しては、すべてハローワークを通して募集しています。
求人募集の有無に関しては、最寄りのハローワークにお問い合わせください。
(大田福祉工場ホームページのお問い合せフォームからもお応えしています)