地域とともに

大田福祉工場では、
地域の団体や施設と
連携・協力しながら、
地域活動に取り組んでいます。

就労支援課の重要な活動の一つとして、地域交流に力を入れております。
その中で、私が担当をしている外プログラムでは沢山の地域交流を行ってきました。

外プログラム(選択制)

1つ目に「外プログラム」では毎回1時間ほど、大田福祉工場の周辺の清掃活動や地域散策、小学生との交流を行っています。
最近は、地域周辺を利用者さんと共に歩きながら、近くの公園に行きます。公園では利用者さん一人ひとりが考えた、体操を行います。
ラジオ体操やウルトラマン体操等、楽しい雰囲気でやっています。

外プログラムでウルトラマン体操
公園清掃

公園清掃

2つ目に公園清掃です。
工場の近くにある公園で週2日、休憩を挟みながら2時間ほど清掃をしています。ごみの分別やトングでのゴミ拾い、掃き掃除を行います。
公園清掃作業中に、地域の方から「いつもありがとうね」と言っていただける場面があり、皆さんも喜びを感じながら、やりがいを持って活動をすることができています。

大森海苔のふるさと館

3つ目に「大森海苔のふるさと館」でのボランティア活動です。基本的には月3回程、行かせていただいております。
大森海苔のふるさと館は、海苔養殖の歴史や生活技術の伝統文化を継承していくことに加えて、海苔や海辺に関する様々な情報を発信しています。
館外の活動としては、ひまわりの花壇の雑草抜きや種まき、水やりを行っています。
活動時間中には、職員さんとの交流の機会があります。前回は新聞紙で兜折りを行ったり、GWの思い出を皆さんで楽しくお話しをしました。

ひまわりの花壇に水やり

私は地域活動を通じて、自主性を伸ばしていくことが大切だと考えています。ある日の「外プログラム」で、利用者さんが中心となり地域散策や体操を決めてもらった時に、皆さんの顔がすごく生き生きとしていたのに気がつきました。その時、私は支援員が直接伝えることも時には必要だと思いますが、自分で考え行動に起こすことで色々な経験ができるのではないかと感じました。
これからも、利用者主体を大切にしていきながら成功・失敗体験を通じて利用者さんの成長に繋げていけるように活動していきたいと思います。

(就労支援課 H.T.)