あとがき/さいごに

  今、思い返すと、たとえ体調不良であっても、自分のことは自分で面 倒を見ることが自分への責任ではないかと思いました。
  立ち直りや、社会復帰のきっかけをつかむにせよ、自分が前を向こうとしなければ、誰からも助けてはもらえないのでなないかと実感しています。何でもかんでも人任せではなく、自分自身で何とかしようと思っ ている人には、味方できてくるように感じました。
  本物の階段を上がるとき、だんだん息が上がるように、離職した状態から再び就労するまでのステップを踏んでいくには、けっこうな労力を要します。実際、一歩踏み出すことを決意して下調べをし、サポートセンターに出向き、就労移行支援施設に通って、その後の就職活動は大変だなあと思いました。
  支援してもらえるセンターや施設、場があることにより、段差を踏み 外すことなく前に進むことができました。日々のつみかさねは小さなも
のですが、前に向く自分の力と、支援を頂く場の力の双方がそろうことで、大きな力になると思います。

さいごに

  自分の社会復帰を目指すきっかけを与えてくれた方々や、就労支援、就職活動から受け入れまでサポートしてくださったすべての方々に、お礼を申し上げます。本当にありがとうございます。
  そして、長期間の体調不良により、取り返しのつかない大きな迷惑をかけてしまったかけがえのない家族、とりわけ二人の息子たちに対し、申し訳ない気持ちでいっぱいです。反省、懺海、いかなる言葉でも表現できない気持ちで、決して満ち足りることはありません。
  ですが、そんな彼らに少しでも恩返しができるように、できることを 励んでいきたく思っています。日々与えられる仕事を粛々とこなして、 再び与えてもらったチャンスをしっかりとモノにしていきたいと思っています。日はまた昇る。そう信じて、前を向いて生きたいです。

年表

2017 年 12 月治療開始。療養生活のスタート。
2019 年 5 月息子たちより、励ましの言葉をもらう。
2019 年 7 月生活再建•就労サポートセンターへ訪問。
2019 年 8 月就労移行支援施設の見学、通所開始。
2019 年 10 月退職。
2019 年 10 月東京しごとセンターへ訪問、就職活動準備開始。
2019 年 11 月応募活動の開始、書類選考•面接。
2019 年 12 月大田福祉工場へ内定。
2020 年 1 月就労開始。
2020 年 10 月安定就労継続中。