⑥ 就労移行支援施設ての出来事 その2 ~ 通所してからの変化 ~

  就労移行支援施設に通い、最初は週 2 日、午後の半日からのスタートでしたが、徐々に暉在時間と日数を増やしていきました。通いだして 2 カ月後には、週 4 日の終日通所までたどり着くことができました。

  短い距離でしたが、朝も満員電車に乗るようになり、少しずつ社会人の日常生活に戻すようにしていきました。規則正しい生活を取り戻すよう自分なりに努力をするようになりました。まずは朝 9 時に施設へ行く。それでその日の 7 割は OK としました。残りは流しで過ごして、一日のリズムを作ることに専念しました。

  徐々に能動的にプログラムへの参加をしはじめました。参加したプログラムは、対話やグループワーク、新聞の要約発表、疾病理解など、少しず つ負荷を増やしていきました。グループワークでも様々な人とのふれあいで、人と話をすることに対し、抵抗が減ってきました。

  健康管理のため、軽い散歩や睡眠、食事など生活管理のプログラムにも参加をはじめました。食べ物は、海藻•大豆製品•魚系のたんぱく質•野菜などに気を付けるようになり、実際にねばねば系食材(めかぶ•納豆• おくら•やまいも)を毎日採るようにしました。すると体調に変化が出て健康管理のため、軽い散歩や睡眠、食事など生活管理のプログラムにも参加をはじめました。食べ物は、海藻•大豆製品•魚系のたんぱく質•野菜などに気を付けるようになり、実際にねばねば系食材(めかぶ•納豆• おくら•やまいも)を毎日採るようにしました。すると体調に変化が出てくるようになりました。

  そして、通いだして 3 か月経ったくらいの頃だったと思うのですが、大きな変化に気づきました。ある朝、いつも通りに歩いていたら、景色が普段と違って見えました。といっても、何か風景や建物が変わったわけではありません。
「何が変わったんだろう?」と思い、ハッと気づいたことがありました。それは、今まで下を向いて地面ばかり見て歩いていたのが、背筋が伸び、自然と前を向いて歩いていたことに気がつきました。
行きかう人の顔、空を飛ぶ鳥、太陽の光、そういったものが見えて、まったく違った景色に見えました。健康な方から見れば大した話ではないですが、自分にとっては小さな自信になりました。

  ですが正直、就労移行支援施設は通い始めるとつまらないところです。何かを産み出しているわけでもなく、当然お金(給料)ももらえない。むしろ、訓練をさせてもらっている身です。就労までの仮想空間ですのでト レーニングにすぎない。すると、いつもの悪い癖で、焦りが生じてきました。早く収入を得なければ…。
しかし、就職活動を始めるのはものすごい怖さがありました。社会に出る怖さ、対面での面接…。そこで、就職活動前の準備を始めることにしま した。

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