福祉工場で働くということ。障害者が/障害者と #11

担当:T.S(営業)

今、思う事

自分は地方出身ですが、ご縁があり入職して2ヶ月になります。

小さい頃は外で友達と遊ぶのが当たり前だった世代でした。友達みんなで楽しそうだからとスポ小でバレーボールを選び、高校まで続けました。土日祝日関係なく毎日よくやっていたと、自分のことながら感心しています。そして大学卒業後は地元に戻り就職しました。色々な苦労もたくさんしましたし、もちろん楽しい事も経験しました。それが当たり前だとおもって。
 
転機は自分が変化を望み、望まれた事でしょうか。当然、転職となると様々な葛藤がありました。しかし、これまでの社会人としての自分を認め応援してくれる人が現れたのです。それはお客様として長年お付き合い頂いた社長でした。思い切って相談すると、全面的な支援を約束してくれたのです。お客様とはいえ、身内でもなんでもありません。これほどの相談を正面から受け止めて下さった事に感動しました。その事がきっかけとなり、大きく動き出せたのです。今までの自分にようやく自信が持てた出来事でした。また気が付くと、自分と懇意にしてくださるお客様に福祉関係の学校・団体の存在がありました。そこで見聞きした事、一緒に仕事ができた経験が入職への原動力となっていました。
 
入職前後は、当然不安もありました。ですが、今思い返すと、自分が受け入れられるかどうかであって、それは社会にいれば常に直面することです。すべては交じりあう事になり、大小の差異はなくなるのだとあらためて気が付かされました。

これからも少しずつですが、がんばっていきます。